ラフターヨガジャパンニュース-2017-11-04
2017/11/04
ＮＰＯ法人ラフターヨガジャパン メルマガ vol６６
みなさま
１１月に入りました。先月は台風など雨の日が多かったですね。
今月は晴れの日が増え、行楽日和が多くなりそうです。昨日は恒
例のＬＹＪ主催ＢＢＱ大会で盛り上がりましたが、"食欲の秋"
を実感しました♪今月も沢山食べて沢山笑っていきましょう！
さて、ＬＹＪメルマガ第６６号を配信致します。
前回の６５号では、えっこちゃん（福田越子さん）のマイスト
ーリーをお届け致しました。栃木県真岡市を中心に精力的に活
動されている、えっこちゃん。ご自身のキャリアに基づき、「看
護師・看護学生に笑いヨガを広める、地域包括ケアシステムの
中に笑いヨガを取り入れられるように開拓していく」を今後の
抱負として語っていただきました。えっこちゃんの益々のご活
躍が楽しみです。
今回の第６６号では、みさちゃん（山森みさこさん）のマイス
トーリーをお届け致します。あわせて、９月に行われた「秋の
お楽しみ講座～概要リポートその２」を掲載しております。
こちらもどうぞお楽しみ下さい。
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１）「みさちゃん（山森みさこさん）のマイストーリー」
２）「秋のお楽しみ講座～概要リポートその２」
３）イベント情報＆ニュース
４）編集後記
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１）「みさちゃん（山森みさこさん）のマイストーリー」
聞き手 田中 仁（zin）
Ｑ みさちゃんがラフターヨガを始められたきっかけは何ですか？
Ａ 2010年12月、知り合いに誘われて体験会に参加したのがきっ
かけです。
初対面の人と手を触れ合うのも、リラクゼーションで床に横に
なるのも嫌で、苦痛しか感じませんでしたが、そこでもらった
リーフレットの内容に心を奪われました。
当時、「市民みんなが輝けるまちづくり」を目指して、生涯学習
推進のための市民活動を行っていました。行政や大学とタイア
ップして、一日に100以上の講座を同時に行う市民協働事業の
代表を務めていたのですが、集客に苦戦していて、「笑い」とい
う言葉が自分の中でヒットしたのです。
インターネットで検索して、すぐに大阪に飛んでリーダー養成
講座を受けました。そして1年後、公園でどんな風に笑ってい
るのかを確かめたくてインドに渡りました。
Ｑ ラフターヨガをやって変わった点などありますか？
Ａ 岡崎を元気にしたいという目的で始めたのですが、みるみる
自分が変わっていきました。
まず、薬すら吐いてしまうほどひどい頭痛で、鎮痛剤に頼る生
活が10年ほど続いていましたが、買い置きしてあった大量の薬
は消費期限切れになりました（笑）また、体重が5キロ近く減り、６年経った今もほぼキープできています。
元々、お笑い系は苦手で、冷ややかな目で見ていましたが、今
ではちょっとしたことで笑えます。楽しめなかった自分は、人
生の半分を損していたと思います。それから、人前であがらな
くなり、自分をさらけ出せるようになりました。心臓がバクバ
クして自己紹介すら満足にできなかったのが、300人の前で話
しができるようになりました。聞くだけ参加だったカラオケで、
山本リンダ張りに歌って踊って場を盛り上げている自分に、自
分が一番驚いています。
特に嬉しい変化は、「怒ってる？」とか「疲れてる？」とか言わ
れ、不機嫌に見られていたのが、笑顔を褒められるようになっ
たことです。写真写りが良くなり、遺影はどれにしようか？と
迷ってしまいます（笑）
ラフターヨガは、ショッキングな出来事や手術時の痛みなど、
困難な出来事に遭遇した時に、乗り越える力を与えてくれまし
た。そして、窮屈な鳥かごの中で生きていた自分に気づかせて
くれ、心を解放し、楽に生きる方法を教えてくれました。価値
観や人間関係等々、すべてが変わり、心から感謝しています。
Ｑ みさちゃんは「ラブリーおかざき笑いくらぶ」主宰されてま
すね。苦心した点、やりがい等をお聞かせ下さい。
Ａ 体験1回と2日間のリーダー養成講座のみで岡崎初のクラブ
を立ち上げたので、お手本がありませんでした。1時間半のセ
ッションをどう組み立てるかに悩み、他市・他県のクラブを
調べて体験を積みました。失敗や試行錯誤を繰り返して、現
在のスタイルを確立するのにとても苦心しました。
それから難聴者・中途失聴者の会、知的障害者施設からのご
依頼には悩みました。障害を理解するための学習や下準備、
様々な配慮等々・・・何回行っても反省ばかりです。
あと、想定外のハプニングで困ったことがあります。何度か
通った高齢者いきいき教室なので、いつものように一人で出
かけました。到着するや否や、「今日は地元の小学生も参加し
ます」とのこと。高齢者30名プラスひとクラス分の小学生
（30名ほど）が会場で待っていました。事前にわかっていれ
ば、それなりの準備ができたのですが、突然言われてもね～
どうなったかはご想像にお任せします（笑）
Ｑ ＬＹＪの活動で印象に残っていることなどありますか？
Ａ スタッフの皆さんがとても温かく迎えてくださるのが印象的
です。メアリーさんの優しい笑顔とすべてを包み込んでくれ
る包容力、スタッフの方々の細やかなお気遣いは、初めて一
人で参加した時の心細さを払拭してくれました。誰でも分け
隔てなく迎え入れて下さるその姿勢こそ、世界平和を目指す
ラフターヨガの神髄であると思いました。
Ｑ 最後に、みさちゃんの今後の抱負などお聞かせ下さい。
Ａ ラフターヨガクラブにはそれぞれ個性があって、リーダーの
思想や経験、人間性が反映され、その人ならではのセッショ
ンになっています。おかげさまで7年目に入った「みさちゃ
んワールド」ですが、「生きている限りここに通って、コロリ
と逝きたい」と、メンバーの皆様からのお声をいただいてい
ます。私の目標は、「みさちゃんワールド」をできる限り継続
していくこと。それには、自分自身がさらなる高みを目指し
て、魂を磨いていかなくてはと思うこの頃です。
《「インタビューを終えて」聞き手からのコメント》
みさちゃんとは、「お楽しみ講座」やラフターヨガ仲間の懇親会等で
これまでも何度かお会いしていました。
いつも落ち着いた雰囲気で、聡明な方という印象。今回のインタビ
ューを通じて、その印象が深まりました。
少し意外だったのが、以前はあがり症で自己紹介すら満足にできな
かったという点。自分の知ってるみさちゃんは、「３００人」前で堂々
と話せそうなイメージ。ラフターヨガの効能は、やはり凄い。
カラオケの話しも意外でした。「山本リンダ張りに歌って踊って」の
みさちゃんなんて、素敵ですね。
クラブ立ち上げ後は、「他市・他県のクラブを調べて体験を積みまし
た」とサラッとおっしゃってました。そういった努力、その後の様々
な試行錯誤を経て現在のみさちゃんがあることを改めて知ることが
できました。
インタビュー終了後、「忘れかけていた初心を思い出し、新たな
気持ちで取り組んでいきたいという思いが湧いてきました。
また、よく頑張ってきた自分を褒めたいとも思いました。」との
感想をみさちゃんからいただきました。
客観的に見ても、これまで本当によく頑張ってこられたと思い
ます。今後の「みさちゃんワールド」からも目が離せません。
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２）「秋のお楽しみ講座 概要リポート」 その２
「リーダー、ティーチャー、クラブ常連者のスキルアップと交流の
場」、としてご活用いただいている「お楽しみ講座」。
９月２日（土）・３日（日）の２日間にわたり開催された「秋のお楽
しみ講座」でも、講座内容についてご好評をいただき、連日盛況と
なりました。
１日目の終了時には、「ＮＰＯ法人ラフターヨガジャパン６周年」の
お祝いも行いました。
そこで、当日の概要をシェアした、「秋のお楽しみ講座 概要リポー
ト」を数回に分けてお届けしております。
今号では、そのうち１日目午後のリポートです。
当日の概要をお楽しみください。
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タイトル：被災者の心のケアと笑いヨガの役割
ゲスト ：門馬正純氏 南相馬市立鹿島小学校前校長
２０１０年４月、福島県南相馬市立鹿島小学校に校長として着任し、
翌年の３月に震災に遭った。南相馬市では震災前に70,752人あった
人口が現在では約35,000人に減っている。
３．１１当日は地震と大津波に襲われた。夕方からは避難する人た
ちが学校へ集まったが電気も使えず、近くの鹿島中学へ誘導した。
翌１２日には福島原発１号炉が、１４日には３号炉が爆発。鹿島小
は第２遺体安置所となり、校長室に宿泊して対応することとなった。
４月２２日に学校が再開されたが、線量が高いために児童はマス
ク・長袖・長ズボンで登校し、給食は救援物資で作るおにぎりやチ
ーズであった。被災して一番辛かったのは津波で３名の児童と保護
者たちが亡くなったことと、６月まで救援物資が来なかったこと、
そして農業・酪農・漁業が立ち行かなくなって転出が多くなり、別
れが重なったことだった。今回の震災では主に学校職員と市職員が
緊急時の対応にあたったが、これからは町内会や地区長が中心とな
る、自治活動の関わりが必要となるだろう。
避難中に明るい気持ちを保つために、短文作りを始めた。
次に「１８歳と８１歳」という題の短文をいくつか紹介しよう。
・道路を暴走するのが１８歳 道路を逆走するのが８１歳
・恋に溺れるのが１８歳 風呂で溺れそうになるのが８１歳
・まだ何も知らないのが１８歳 もう何も覚えていないのが８１歳
ＬＹＪボードメンバー ベッキ―（眞下 美弥子）
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３）イベント情報＆ニュース
☆ラフターヨガ「ペーパーリーダー」講習
～好評につき第2弾開催決定～
田所メアリーさんと一緒におさらい！
リーダー取得直後のフォローアップにもぴったりな「進行に自信が
持てる」講習です。
車の免許を取ったものの、ほとんど運転する機会がなく運転に不安
を覚える方を「ペーパードライバー」と呼びますね。それと同様に、
リーダー資格を取り立ての方や、リーダー資格はあるけれどなかな
か活動できず、エクササイズのリード（進行)に不安があるラフター
ヨガ(LY)リーダーのための1日講座です。
「日本のラフターヨガの母」ラフターヨガジャパン代表・田所メア
リーさんと一緒にラフターヨガの進行スキルを実践的におさらいす
ることで、進行に自信が持てるようになります。
これをチャンスに、自治体などからの体験会や、ラフターヨガクラ
ブでの進行も、自信を持って引き受けられるようになりましょう。
第2回 ラフターヨガ「ペーパーリーダー」講習
日時： 2017年12月3日(日) 9:30-17:00 ＊9:15会場集合
（※第3回は2018年4月22日（日）を予定しています。）
会場： 三鷹市公会堂 さんさん館 4F会議室
(東京都三鷹市野崎1-1-1)
受講料：15,000円 ＊最新リーダーマニュアルを含む。
主催： NPO法人 ラフターヨガジャパン
講師： 田所 メアリー (ラフターヨガジャパン代表、
LYマスタートレーナー)
田所 孝 (同 副代表、LYティーチャー) ほか
定員：6名 ＊定員になり次第締め切ります。
参加対象：
LYリーダー資格を既にお持ちか、またはティーチャーで
リーダー資格をお持ちでない方で、ラフターヨガクラブを
主宰・共宰していない方や、進行に自信が持てない方。
<ご注意>
リーダー資格取得を希望の方は、各地で開催されている
「LYリーダー養成講座」をご受講ください。
［申し込み方法］
１）氏名（ふりがな） ２）住所（〒も） ３）電話番号（日中つながる番号） ４）メールアドレス ５）LYリーダー資格（またはティーチャー資格）取得 年月日と講師名 ６）受講理由 を明記の上、下記ラフターヨガジャパンのメールかFAX番号へお送りください。定員になり次第締め切ります。
受講料を下記口座に11月29日（水）までにお振込みください。
ゆうちょ銀行
【口座名】ラフターヨガジャパン
【店名】〇〇八(セロセロハチ)【店番】008
【預金種目】普通【口座番号】8367182
［事前課題準備のお願い］
当日までに、ご自身が行う「15分のラフターヨガ」を準備してください。
１）クラブ名 ２）参加対象 ３）進行案と時間配分
４）行うエクササイズ ほか
＊進行案の印刷やコピー は特に必要ありません。
☆「No.23 ２０１８年冬のお楽しみ講座」
「リーダー、ティーチャー、クラブ常連者のスキルアップと
交流の場」、としてご活用いただいている「お楽しみ講座」。
「お値段以上の価値がスゴイ！」と毎回全国から多数の方々に
ご参加いただいているLYJが自信をもってお届けする講座です。
日時：2018年2 月17 ・18 日（土・日）10：00～17：00
＜2月17日＞ テーマ：「笑いとコミュニケーションスキル」
午前の部 10：00～12：30
・踊って笑ってウォーミングアップ
「ラフターヨガよさこいで踊ろう！」
・「笑いという世界共通語－目と目を合わせる力」
田所メアリー
午後の部 13：45～17：00
「笑いと演劇のワークショップ」
ゲスト 蓮池龍三 声優、俳優、LYリーダー
＜2月18日＞ テーマ：「小・中・高校生と一緒に笑うには」第4弾
午前の部 10：00～12：00
・踊って笑ってウォーミングアップ
「ＬＹよさこいで踊ろう！」
講演（１）「インド農村での笑いヨガ、那須の子育てサークルでの
親子笑いヨガ」
ゲスト 三浦孝子 助産師、インド農村支援ボランティア、
ラフターヨガティーチャー
午後の部 13：30～17：00
講演（２）「特別支援学級の子どもたちと笑う」
ゲスト 古山るり子 鎌倉山ラフターヨガクラブリーダー、元小学校教師
講演（３）「放課後デイサービスでの特別支援学級の子ども達と笑う」
田所孝＆メアリー
・他の実践報告 と ディスカッション
会場 : 三鷹市公会堂さんさん館 東京都三鷹市野崎 1-1-1
（さんさん館は、三鷹市役所敷地内、公会堂の裏にある建物）
http://mitaka.jpn.org/kokaido/
参加費 17･18日、両日参加 8,800円 ・
どちらか1日のみ参加 4,800円
［申し込み方法］
１）氏名（ふりがな） ２）住所（〒も） ３）電話番号（日中つな
がる番号） ４）メールアドレス ５）参加日（両日、2/17のみ、2/18
のみ） を明記の上、ラフターヨガジャパンのメールかFAX番号へ
お送りください。定員になり次第締め切ります。
参加費は下記口座に2月14日（水）までにお振込みください。
ゆうちょ銀行
【口座名】 ラフターヨガジャパン
【店名】〇〇八(セロセロハチ)【店番】008
【預金種目】普通 【口座番号】8367182
<<予告>>
No.24 初夏のお楽しみ講座 2018年6月16日（土）、17日（日）（予定）
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【各申し込み・お問合せ先】
NPO法人ラフターヨガジャパン
メール：info@laughteryoga.jp
080-3341-9022（LYJ事務局）Fax 0422-47-9578
HP：https://laughteryoga.jp/info@laughteryoga.jp
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４）編集後記
「ラフターヨガって痩せそうですよね？」
先日ラフター仲間数名で食事会をした時のこと。
目の前で美味しい天ぷらを揚げてくれていた料理長さんに
ラフターヨガの説明をしていた際に、言われました。
「そうなんですよ。特に胴回りに効きますね。笑い始めて１ケ月でウエストが１０センチ以上細くなった人がいたり・・・。」
「横隔膜が大きく動くんで・・・。」
「有酸素運動なのでボート漕ぎと匹敵・・・。」
一通り説明。
が、次の瞬間ラフター仲間どおし互いを見つめ合い、自分たちの体型を再確認。
大事な説明を付け加えました。
「ただし・・・、笑うとお腹がすくので、ついつい食べすぎちゃうんですけどね・・・」
せっかく興味をもってくれた料理長さんにウソはつけません、笑
確かに、身体のメカニズムからいってもラフターヨガには
「痩せる効果」があるはずです。
一方、経験からいって「食欲増進効果」があるのも否めません。
とすると、甘く見積もって、
「痩せる効果」＝「食欲増進効果」
でチャラ。プラマイゼロ。
しかも・・・、
今は食欲の秋・・・。一層の食欲増進！？
「痩せる効果」＜「食欲増進効果」＋「食欲の秋」
じゃ、「秋はより一層笑わなくちゃ！！」と決心するも、
「でも、笑うとその分またお腹すくんだよな・・・」
一同ジレンマをかかえながら、この店をあとにしました。
＜発行元＞
ラフターヨガジャパンメルマガ編集部
編集長 田中 仁（ＺＩＮ）