メールマガジンバックナンバー

ラフターヨガジャパンニュース-2017-03-04

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本メールはラフターヨガジャパンよりニューズレターの登録を
された方に配信しております。
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 NPO法人ラフターヨガジャパン メルマガ vol58


 みなさま
 

3月です。朝晩の冷え込みは未だに厳しいものの、少しずつ
あたたかな日が多くなっています。これからどんどん春めいてきますね。3月も楽しく笑っていきましょう。

さて、LYJメルマガ第58号を配信致します。
前回の57号では、對尾(つしお)美紀さんの「マイストーリー」をお届け致しました。
 とてもパワフルな對尾さん。これからも「声を出しながら、リズムに乗って、日常生活が楽になる動き方を、どんどん提案」されていかれるとのこと。今後のご活躍がますます楽しみです。
 
今回の第58号では、高岩 初枝さんの「マイストーリー」をお届け致します。
あわせて、先月開催された「冬のお楽しみ講座」」の概要リポート(その1)を掲載しております。こちらもどうぞお楽しみ下さい。


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1)「高岩 初枝さんのマイストーリー」
2)「冬のお楽しみ講座」 概要リポート その1
3)イベント情報&ニュース
4)編集後記


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1)「高岩 初枝さんのマイストーリー」

                  聞き手 zin(田中仁)


Q 高岩さんがラフターヨガを始められたきっかけは何ですか?
 
A 落語家さんのピンチヒッターを務めるために、笑いヨガを始めたのがきっかけです。
私は中学校の教員を定年退職した平成25年、栃木市社会教育指導員となって高齢者教室の企画・運営を担当していました。着任してすぐにトラブルが発生しました。毎年出演してくれていたアマチュア落語家さんが、今年度から行けないと連絡してきたのです。もう予定表は配布してしまい、受講者の皆さんが楽しみにしている講座です。何とかしなければなりません。「そうだ私が落語をモノにしようか?!イヤ、無理だ。ではいったいどうずればいいの?」と困り果て、「高齢者・笑い」をキーワードにネット検索しました。そこに「笑いヨガ」がヒットしたのです。動画を見たら、落語をモノにするより断然簡単そうでしたので、笑いヨガをやることを即決しました。
  ですから、落語家さんのトラブルが無かったら、笑いヨガと出会うことは無かったかもしれません。少なくとも、リーダーを志願することは絶対無かったと思います。退職までの5年間、市内初の中学校女性校長として鎧と兜でしっかり身を固めた生活が身についていましたから、人前で大笑いをすることなど思いもよらないことだったんです。 
   
Q  ラフターヨガをやって変わった点などありますか?
A  うつが治って、萎縮していた海馬がふっくらして...、笑いヨガ様様です!                                           私は退職直後うつ気味で、診療内科に通い始めていました。過食のため、あっという間に激太りしました。いよいよ心筋梗塞・脳梗塞が心配になり、平成26年2月に(『脳内革命』の著者)春山茂雄医師のクリニックでMRI検査を受けました。診断は、血栓の多さと海馬の萎縮で、認知症のリスク大というショッキングなものでした。
   運よく、その月に初めて笑いヨガ講座を実施しました。月に2~3回の頻度で依頼に応じていたら、何と体重が毎月1Kgずつ落ちていったのです。結局3年間に、笑いヨガから多くの恩恵を受けました。大きくは3つあります。
   1つ目は、今お話ししたように「笑いヨガ講座」を始めたら、いつの間にか定年期うつが改善していたこと開始2年後に春山医師から「血栓が消え、萎縮していた海馬がふっくらしましたね。認知症の心配は無くなりましたヨ。」と太鼓判を押されたこと、体重が10キロ減って、娘から「首が表れてきたネ」と言われたことですね(笑)。
2つ目は、最近の講師紹介の場面で、次のように言われるようになったことです。                「校長時代は偉そうにしていてちょっとイヤな感じの人だったけれど、笑いヨガで先生は変わりました。年々若返って、肌艶も増して美人になりました!」(大笑い)
3つ目は、「笑いヨガは心身の健康に効果があります」とお伝えするため、自分自身を大切にするようになり、併せて人様も大切にするようになりました。
  
それともうひとつ、「1人で毎日できる笑いヨガ」を実践していた88歳の女性Iさんとのことも紹介させて下さい。
彼女は、10年来のリウマチと40年来の老眼が完治し、記念に米寿の祝いの着物を裸眼で縫い上げました。その体験記は、28年度栃木県後期高齢者医療広域連合会募集の「健康体験談」の中から最優秀賞に選ばれ、同世代の人々を大いに勇気付けました。                 Iさんの口癖は「先生、多くの人に笑いヨガを教えてやってください!」です。「嫌なことがあっても笑い飛ばせるし、何にでも感謝するようになりました。こういう心持ちになれて本当に幸せです。笑いヨガは、病気だけでなく気持ちまで変えてくれるんですね。私が証人ですから、皆さんに是非おススメしてください!」と繰り返されます。笑いヨガのスピリチュアル性について、もっと掘り下げてみたくなりました。 
  
   
Q 高岩さんは、「蔵のまち笑いヨガ苦⇒楽部」を主宰されてますね。何か苦心された点、又は、やりがいなどについてお聞かせださい。
A 人権啓発指導員(非常勤の市職員)としての私に寄せられた笑いヨガ講座の依頼は、初年度26件、昨年度56件、今年度123件(2016年12月末現在)と急増しました。本来の業務の他に100件越えの笑いヨガ講座は、身体的に相当な負担となることが予想できました。実際今年度は慢性疲労で体調を崩しがちです。笑いヨガリーダーの増員が、急がれました。
  リーダー養成講座を栃木市内で開講すれば何とかなりそうだ、根拠も無いのにそんな気になりました。昨年3月のことです。すると不思議。まるで神様のお導きかのように、春休み中の3月末、東京で、メアリー様のティーチャー養成講座を受講することができたのです。
早速4月からリーダー志願者募集活動を始めた結果、今年の1月半ばまでに合計14名の笑いヨガリーダーが誕生しました。そのリーダーさんたちとゆるやかな繋がりの「蔵のまち笑いヨガ苦⇒楽部」を結成し、自治会主催の介護予防教室での笑いヨガ指導を重点的に進めていこうとしています。また、要望に応じて市内2か所で「笑いヨガ教室」を開催します。さらにリーダーさんたちは随時、介護施設でのボランティア活動をすると張り切っておられます。
ところで、市職員の私が行う笑いヨガの講師料は3年間無料だったところを、29年度からは講師料発生という新たな事態になるわけで、そこら辺に関する調整と広報が苦労といえば苦労です。でもこのことも、笑いヨガのスピリチュアル性のお陰だと思いますが、うまくいくこと間違い無しの模様です。


Q LYJの活動で印象に残っていることなどありますか?
A やはり、日本のラフターヨガ10周年記念イベントですね。
日本の笑いヨガの土台づくりに貢献されたマスタートレーナーの皆様から直接お話をお伺いし、併せて笑いヨガをリードしていただくという贅沢な経験をすることができたことです。また、全国各地から集合した笑いヨガ仲間たちと知り合いになれたことも貴重な経験でした。
  このイベントで知り合いが増えたため、フェイスブックやユーチューブ動画で拝見する全国のリーダーやティーチャーの皆様のご活躍が、より身近に感じられ、日々励まされているところです。


Q 最後に、高岩さんの今後の抱負などお聞かせ下さい。
A 栃木市内の自治会数は400近くに上ります。いつかすべての自治会の介護予防教室において笑いヨガをお伝えする機会を得られるようになれたら・・・と、願っています。 
笑いヨガによってお元気な高齢者がお1人でも増えれば、ご自身はもとより市の介護・医療費等の支出抑制に貢献できます。長期的には(国民1人あたり800万円超の借金を抱えながの厳しい時代を生きる)次世代の高齢者に対し、財政面の負担軽減、並びに「笑いヨガ的生き方のススメ」を提唱できます。それ故、笑いヨガに秘められた可能というものを今後も発掘し続け、そして伝え続けていきたいと願っています。
 『子どもは笑う天才、笑うことは人が神様から授かった優れた才能。なのに、大人は笑う才能を取り上げられてしまいます。でも大丈夫。笑う才能に代わる「笑いヨガ」があります。毎日実践すれば、必ずなりたい自分になれますよ!』と呼びかけている100歳の笑いヨガ講師になること。それが私の将来の夢です。ホッホハハハ、ホッホハハハ、ベリグー・ベリグー、イエ~イ!息の長い笑いヨガ人生を歩みたいと願っています。  


《「インタビューを終えて」聞き手からのコメント》

高岩さんとはインタビュー時に初めてお会いしました。前向きで、聡明な方、そしてラフターヨガをとても大切にされている方です。
  落語家さんのピンチヒッターのため、ラフターヨガを習得
  された経緯が面白いですよね。
  ラフターヨガを続けて変わった点として、「校長時代は・・・(中略)・・・。年々若返って、肌艶も増して美人になりました!」と講師紹介の際のエピソードを披露して
  いただきました。高岩さんの変化をわかりやすく示している例として印象的でした。

「笑いヨガに秘められた可能というものを今後も発掘し続け、そして伝え続けていきたい」という思いのもと、これからもますますご活躍されていかれることでしょう。
「100歳の笑いヨガ講師」、いいですね!


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2)「冬のお楽しみ講座」  概要リポート その1


「リーダー、ティーチャー、クラブ常連者のスキルアップと
交流の場」、としてご活用いただいている「お楽しみ講座」。
先月2月18 日、19 日の2日間、「冬のお楽しみ講座」を
開催し全国から多くの方にご参加いただきました。

今回と次号の2回に分けて当日の概要リポートを掲載します。
「その1」の今回は、お楽しみ講座1日目の午前の講座の概要
です。
どうぞお楽しみ下さい。


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講演「子どもの表現を引き出す響関者として」
講師:北島尚志氏
   NPO法人遊び環境Museumアフタフ・バーバン代表
   大妻女子大学・立教女学院短期大学 非常勤講師


はじめに:遊びを通して子どもたちの「表現する意欲」を引き出すためには、子どもの声を聞き、会話ができる環境をつくることが必要です。それから子どもの心が動いている瞬間を見逃さないことも大事です。いくつかのゲームをしながら、子どもの意欲を引き出すためには何が大事かお話ししましょう。

<グーパー体操とラッキーセブン>
手を前に出すときはグーに、胸元に引くときはパーにして、左右の手で繰り返す。次に3人組になって、片手の指で出した数の合計が7になったらラッキーセブン。子どもたちの心が動き始めると「7」以外の数を提案したり、ミスを許容してルールを作り直したりするようになる。ここでのリーダーは「種をまく」役であり、子どもたちの心が動き意欲が出てくるのを待つ。完璧さや正しさを求めると心を縛ってしまうので、あくまでも評価はせず、ただ喜んでいる。そうすれば子どもたちも思ったことをどんどん言えるようになってくる。

<両手じゃんけん>
3人組で同じのが出たら勝ち。

<共通項さがし>
3人組で1分半の間に共通する事柄をいくつも出し合う。

<顔描き>
3~4人のグループで順番に一筆ずつ描いて顔を完成し、最後に1文字ずつ書いて名前をつける。このワークを通して「早い遅い」「できるできない」という優劣をつけない安心感をもち、ただ笑うだけの楽しさを体験する。

<新聞紙の宝さがし>
広げた紙面からしりとりの言葉を次々と見つけてゆく。

<なぞのカード>
数人ずつのグループで、それぞれの代表者が引いたカードに書かれた言葉を、ジェスチャーで表現して当て合う。

<人間写真>
9人程度のグループで「修学旅行」「空港」など、カードに書かれた言葉について3シーンの静止パフォーマンスで表現して当て合う。


まとめ―「響関」:現代の競争的価値観の中では、子どもたちは「子ども心」を閉ざしてしまっている。遊び方に答えは一つではない。子どもたちが安心して次々と遊びを展開できることが大事であり、リーダーはそれを引き出せるようにリードしたい。

LYJ 企画サポートメンバー ベッキー(眞下美弥子)


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3)イベント情報&ニュース

☆「No.21 初夏のお楽しみ講座」
☆「No.22 秋のお楽しみ講座」

「リーダー、ティーチャー、クラブ常連者のスキルアップと
 交流の場」、としてご活用いただいている「お楽しみ講座」。

初夏、秋の両日程が早くも決まっています。

日時:2017年6 月3 日・4 日(土日)10:00〜16:30    
2017年9 月2 日・3 日(土日)10:00〜16:30

会場 : 三鷹市公会堂さんさん館
    東京都三鷹市野崎 1-1-1
(さんさん館は、三鷹市役所敷地内、公会堂の裏に
ある建物)
http://mitaka.jpn.org/kokaido/

 
いずれも面白くて、ためになる、充実した講座を企画中です!
 詳細が決まり次第、当メルマガ、HP等でお知らせいたします。

 どうぞ、先ずはスケジュールをあけておいて下さい。

☆第10回秋のラフターヨガ&バーベキュー大会

文化の日恒例、今年もやります!! 大人気企画!
ラフターヨガを愛する人たちが集い、いっしょに笑い、
美味しいバーベキューを食べながら、楽しく交流を
深めるイベントです♪

ラフターヨガ愛好家の皆様はもちろん、
「ラフターヨガに興味はあるけれども、最初から
がっつりラフタークラブで笑うのはちょっとハードル
が高い・・・」なんていう初心者の方にも、気軽に
ラフターヨガを楽しんでいただける絶好のイベント
です!

2016年11月3日(金・祝)。
会場はお馴染みの国営昭和記念公園、雨天決行です。

こちらも是非、今から予定を入れておいてくださいね♪


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お問合せ先:NPO法人ラフターヨガジャパン
HP:https://laughteryoga.jp/info@laughteryoga.jp
080-3341-9022(LYJ事務局)Fax 0422-47-9578

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4)編集後記


「いや~今日もいい天気だな~!!」


1月、2月は、朝から太陽が差し込んで
気持ちのいい朝を迎えられた日が多かった気がします。


「1日の始まりは、やっぱり天気がいいといいよな~」
なんて思ってた時、すかさず戒めました。


「イカン、イカン。どんな天候でもいい天気・・・」。

以前、1年間の快晴日数を調べたことがあります。
私の住んでいる東京では、1年365日のうち
いわゆる快晴の日は37日。
ざっくり、10日に1日。

しかも、1月、2月は年間を通して最も降水量の少ない時期。
必然的に晴れの日が他の月より多くなります。
逆を言えば、3月以降で快晴の日は10日に1日よりもっと
少ないかもしれません・・・、汗。


となると、やるべきことは
「もっと晴れの日を増やしてください」
と神様にお願いすることではなく、笑


どんな天候でも「今日もいい天気」と
思えるようになることですよね。


天候は変えられません。
ならば、自分の受け止め方を変えればよい。

朝起きがけ
「なんだ雨か。嫌だな・・・」

ではなく、

「めぐみの雨だ。よし!」

こんな感じなら
「365日全て いい天気」。

毎朝いいスタートが切れそうです。

【発行元】

ラフターヨガジャパンメルマガ編集部
(編集長 ZIN)


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発行:ラフターヨガジャパン事務局
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