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ラフターヨガジャパンニュース-2017-04-01

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本メールはラフターヨガジャパンよりニューズレターの登録を
された方に配信しております。
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 NPO法人ラフターヨガジャパン メルマガ vol59


 みなさま
 

4月になりました。春ですね~。あたたかな気候と相まって、
新たなスタートを感じさせる月です。何だかウキウキして自然と行動したくなってきます。今月も楽しく笑えそう♪

さて、LYJメルマガ第59号を配信致します。
前回の58号では、高岩 初枝さんの「マイストーリー」をお届け致しました。
「笑いヨガに秘められた可能というものを今後も発掘し続け、そして伝え続けていきたい」という思いのもと活動されています。将来の夢は「100歳の笑いヨガ講師」、とても素敵な方です。
今回の第59号では、モジュンダル由美子さんの「マイストーリー」をお届け致します。
あわせて、2月に開催された「冬のお楽しみ講座」」の概要リポート(その2)を掲載しております。こちらもどうぞお楽しみ下さい。


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1)「モジュンダル由美子さんのマイストーリー」
2)「冬のお楽しみ講座」 概要リポート その2
3)イベント情報&ニュース
4)編集後記


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1)「モジュンダル由美子さんのマイストーリー」

                  聞き手 zin(田中仁)



Q モジュンダル由美子さんがラフターヨガを始められたきっかけは何ですか?

A 2005年入院手術の後、自分自身の笑顔が減ったように感じ(本来よく笑っていました)ネットで調べると笑いヨガが出てきました。おそらくこのころ、メアリーさん達が笑いヨガを東京で始めたころだと思います。しかし、その時は術後でもあり、東京まで行くことや笑いヨガがどんなものか分からない状態でしたので見送りました。でも、何故か印象に残っていました。

その後、07年、10年に両親が他界した後、自分の笑顔のことを思い出し、"私は笑いたい!!"と思い、また笑いヨガのことを思い出して、検索。
すると、福岡でリーダー養成講座が行われるとのことで誘われて受けました。その時が、全く初めての笑いヨガとの出会いでした。

Q ラフターヨガをやって変わった点などありますか?

A 楽観的になりました。何かあっても、自分なりにやってみて、「後は、なるようになる~!」と、いうような感じの自分がいます。あはははは~。
  家では、家族とも、いつでも笑顔を交わせるようになっています。何より、家族が、明るくなっています。ありがたいことです。
  それと、腰の痛み等なくなり、ストレスもほとんどなくなりました。忙しさはあってもストレスにはなりません。いつも、笑っているだけですからね~!
あと、多くの方々との、出会いも頂いています。ありがとうございます。

Q モジュンダル由美子さんは、「大分笑いヨガクラブ」を主宰
されてますね。何か苦心された点、又は、やりがいなどについてお聞かせください。

A 2000年に主人の仕事の関係で、別府へ来ました。全く知り合いのない環境で、それまで大阪で忙しく仕事をしていた私には、著しい環境の変化でした。
  そんな中、一人二人とお知り合いの方が少しずつでき、また、いろいろとお世話頂いたり支えて下さる方ができてきました。
  
笑いヨガは、2011年にリーダーの資格を取った翌月、いつも行ってる音読の会で、上品そうな奥様方の前で、「ビックリされるかなこんな大声で笑ったら」と思いながら、「こんなの習ってきました」とテイータイムの時間に笑いヨガを5分位披露し一緒にやってみました。すると「私、一人暮らしで笑ってない、二人だけど家で全然笑ってない!」等と言われ、「これから、毎月テイータイムの前に10分位やってくれる?」ということになり、私の小さな笑いヨガストーリーがスタートしました。あっはっはっはっは~。
  
当時、大分県ではまだ、ほとんど笑いヨガは知られていませんでした。
  5~6か月すると、今度は「クラブ作ってくれる~?」と言われ、他所から来た私はまだ知り合いも少なく、でも、せっかくやってきた別府で「この地の人達はどのような生活をしているのかな~、どのような人達なのかな~、もっと近づいてみたい」と思いました。それには、「汗ふきタオルと飲み水とバスタオルがあれば誰でもできる笑いヨガはピッタリ~!」と考えました。これなら、どのお家にもあると。
  そして、2012年12月に、大きな桜の樹がある稲荷神社の境内、鶴見地区公民館で春の桜の開花を楽しみにしながらクラブはスタートしました。
  公民館のスタッフの皆様にもアドバイスを頂きながら、もちろん、最初のメンバーは音読の会の皆様でした。今も、会の皆様と交流は続きクラブに参加してくだる等 いろいろとお世話になっています。公民館の方には高齢者施設もご紹介いただき、その施設で一年間行った認知症クラブの結果は、日本認知症予防学会で施設より発表され、大分県福祉施設の研究発表大会でも発表され、養護老人ホーム部門で大分県代表に選出されました。思いがけないことでした。
現在も、複数の高齢者施設で継続的に毎月「認知症予防クラブ」や「笑いヨガクラブ」を実施しています。

  話は戻りますが、鶴見クラブは地方の小さなクラブです。一度だけ、桜の美しい4月参加者ゼロのときがありました。その時、私は美しい桜を独り占めして、「今日はみんなも、どこかへ桜見に遊びに行ったんだな~」と思い慌ただしい毎日の 
  中で、「こうして静かに満開の桜の花を観ることも悪くないな~」と、一人静かに瞑想したことを思い出します。とても、いい想い出になっています。

  今、この鶴見クラブでは、メンバーの方たちと共にクラブを実施しながら、笑いヨガリーダーの練習の場としても活用しています。リーダーになっても、すぐにクラブや実践の場がないということがあります。笑いヨガは実践を積み重ねる ことが、大事な要素のひとつであるように思います。自主クラブを行なっているリーダーも参加しています。基本自由です。いろんなことを、模索しながらやっています。いつも皆で大笑いしながらワイワイやっていま~す!!
2017年は、今まで実施していた別府市中央公会堂での公民館主催講座が自主 講座に変わります。ですので、別府市内で私の自主クラブは2か所と春から別の公民館主催講座でのクラブが1か所始まります。
  地域の皆様が、笑いヨガによって様々な効果を得られることを目の当たりにしながら、喜びのお声を頂いたり、表情が明るく変化してきたリ、各リーダーがそれぞれ自分なりに地域でクラブを作ったり、いろいろなところで、笑いヨガを実施した様子などを聴きますと嬉しいことです。続けることの大切さを実感しています。
 

Q LYJの活動で印象に残っていることなどありますか?    

A 数年前に福岡でフォローアップ研修会がありました。メアリーさんとタドさんが来られ、福岡笑いヨガクラブの順子さんがお世話下さり、九州のクラブの方々が集まって本当に楽しい会でした。
  最近は、忙しくてなかなか九州のクラブの方々とお会いすることが難しいのですが、私が笑いヨガのリーダーになった当初から皆様には本当にお世話になり、今でもいろいろアドバイス頂くことがあります。感謝しています。

   
Q 最後に、モジュンダル由美子さんの今後の抱負などお聞かせ
  下さい。

A 笑いヨガを初めて6年目を迎えています。この間、私の毎日
  は想像出来ない程に変わりました。2016年は、131回
  の講座を実施しました。忙しい毎日でしたが、ストレスはほ 
  とんどありません。クラブや、施設、老人会、自治会、婦人
  部、地域包括支援センター、オレンジカフェ、サロン他、様々
  なところで笑いヨガを実施しました。
  大分県、大分県社協の依頼で各地の高齢者サロンや社協の関
  係者の集まりで笑いヨガ紹介の機会を頂いたことはたくさん
  の方々との出会いと、多くのことを学びました。山間地や高
  齢化が進む団地などいろいろな地域の高齢者サロンで笑いヨ
  ガを紹介する機会を頂きました。

  日本の高齢化社会は、私達の生活圏で想像する以上に急速に
  進んでいます。どんな山間地域でも、そこには高齢者や住民 
  がいます。そして地域の中でお互いに元気な高齢者が高齢者
  を支えようと地域サロン等で、ボランテイアで一生懸命に頑 
  張っています。笑いヨガは、どのような地域の方々にも、年
  齢、性別、問わず、とても喜んで大笑いして頂けたように思
  います。

「笑いヨガの稀有なユニークさと効果」を考えると、"極めて
シンプルでユニークな誰にでも出来る"このエクササイズを
本当に大切にしながら、笑いヨガで出会うすべての方々とそ
の楽しさと効果を分け合い、享受できればと願っています。 
笑いヨガと出会い、「今、私に何が出来るのかな~!」という
ことを、常に自問自答しながら日々進んでいきたいと思って
います。
  これからも、よろしくお願いします。 


《「インタビューを終えて」聞き手からのコメント》

  モジュンダル由美子さんのお話をうかがって、感じたことが
  2点あります。
  1つめは、ラフターヨガとの出会いは、それぞれの方にとっ
  てベストのタイミングで訪れるのだということ。
  2005年の段階でラフターヨガの存在をご存知だったよう 
  ですが、近隣の福岡でリーダー養成講座を受講できたこと、
  リーダー資格取得後のクラブ立ち上げの経緯、などをうがが    
  っても、やはり2011年のタイミングで取得されたのが
  必然だったように感じます。
  
  もう1つは、モジュンダル由美子さんは肩の力を抜いて無理
  なくラフターヨガに取り組まれていらっしゃる印象です。
  鶴見クラブの参加者がゼロだった時に一人静かに瞑想されて
  過ごした体験を「いい思い出」として語っていただきました。
  大きな流れに逆らわず、自然体で楽しみながら進めていらっ
  しゃいます。その取り組み姿勢が素敵です。
  
「今、私に何が出来るのかな~!」と自問自答しながら、こ
れからも過ごされていかれるとのこと。
今後も沢山の方々を楽しませ、癒していかれることでしょう。


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2)「冬のお楽しみ講座」  概要リポート その2


「リーダー、ティーチャー、クラブ常連者のスキルアップと
交流の場」、としてご活用いただいている「お楽しみ講座」。
先の2月18 日、19 日の2日間、「冬のお楽しみ講座」を
開催し全国から多くの方にご参加いただきました。

前号と今号の2回に分けて当日の概要リポートを掲載しており
ます。
「その2」の今回は、お楽しみ講座2日目の講座の概要です。
どうぞお楽しみ下さい。


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お楽しみ講座 2日目プログラム報告

2日目のテーマ:「今こそ笑いの絆を深めよう!」


午前中は、熊本笑いヨガクラブの西嶋敏さんが「熊本地震における笑いヨガ実践報告」のタイトルで講演いただきました。

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2016年4月14日の前震および16日の本震で震度7を記録した熊本地震で避難生活を経験した。
避難所にいると様々な情報に翻弄(ほんろう)され、以前手術した心臓も心配だったので、1週間で被災した自宅に戻った。

辛い経験だったが、たくさんの友人からの連絡が入ってきたことで自分の心が動いていくのを感じた。
そして何より自分を奮い立たせたのは、無残な姿になりながらも、凛として立っている熊本城の姿。
それをきっかけに避難所でのボランティア活動「笑いの炊き出し」をスタート。相手を笑わそうとして、自分が笑っていない状況に陥ることもあったが、実施回数は36回に上った。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」。改めてこの言葉の意味を思い知った。
地震自体はマイナスな事だが、地震を経験したことで多くのことを得たことは間違えなかった。

地震で痛感したのは、熊本笑いヨガメンバーの安否確認が難しかったことと、避難所等で実施する場合は事前準備が重要だということ。
この経験と、自身の阪神淡路大震災での防災ボランティア経験を踏まえ、「災害時における笑い仲間のネットワーク」構築を是非提案したい。
笑いヨガは、被災者に対し、「癒しを与える」「生きる力につながる」「コミュニティーづくりのきっかけを作る」という重要な役割を担うことができる。また、笑いヨガのボランティアをいつ行うのが適当か、というタイミングを考える必要もある。
全国の笑いヨガ仲間がサポートする「支援力」と、被災地の仲間がそれを受け入れる「受援力」をうまくかみ合わせ、互いの力を合わせることがとても大切。そのためのコーディネート力を養成する必要がある。

当たり前なことが当たり前でなくなるのが地震。
いつ来るか分からないことに、笑い仲間が連携し対応していければ良い。

熊本笑いヨガクラブには全国の笑い仲間から物心両面のサポートをいただいたので、改めてこの場を借りて感謝したい。
5月7日(日)のワールド・ラフター・デーに「熊本笑いヨガフェスティバル」を実施するので、是非全国から集まってほしい。

「明るく アハハハハ いつでも イヒヒヒヒ 嬉しく ウフフフフ 笑顔でエヘヘヘヘ
思い切り笑いましょう オホホホホ!」

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午後は、前半に東京・調布「たづくりラフターヨガクラブ」を主宰し、福島県大熊町の支援をされている木越省吾さんが、東日本大震災から6年を迎え、福島第一原子力発電所事故で復旧が未だ進まない周辺市町村の昨秋の様子をスライドにまとめ紹介するとともに、地元の方のやりきれない思いや矛盾などを「福島センチメンタルブルース」として作曲、ギター演奏で歌を披露いただきました。

後半のディスカッションでは、仙台「ママレード ラフターヨガくらぶ」主宰の西塚朋子さんが、まだまだ復興とは程遠い仙台被災地域の現況紹介と、笑いヨガがこれからもっと必要となる、子どもの笑いが戻り、コミュニティーが生まれるきっかけを引き続きサポートしていきたい、との決意を披露いただきました。
そのほか、皆さんからボランティア経験を報告いただき、自分に
何ができるかを考え、突き動かされる気持ちがあれば、「正しい」「正しくない」という判断によらず是非一歩踏み出してほしい、そのために、支援される側も「受援力」をつけ、情報の共有やつなぎと調整、そして調和をはかる笑い仲間の体制ができると良い、など経験を基にした意見が多数出されました。

LYJ 企画サポートメンバー 泰三(横川泰三)

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3)イベント情報&ニュース
 
☆「No.21 初夏のお楽しみ講座」

「リーダー、ティーチャー、クラブ常連者のスキルアップと
 交流の場」、としてご活用いただいている「お楽しみ講座」。

次回の日程が早くも決まっています。

日時:2017年 6 月 3 ・4 日(土・日)10:00~16:30
会場 : 三鷹市公会堂さんさん館
    東京都三鷹市野崎 1-1-1
(さんさん館は、三鷹市役所敷地内、公会堂の裏にある建物)
http://mitaka.jpn.org/kokaido/

 
次回も面白くて、ためになる、充実した講座を企画中です!
 詳細が決まり次第、当メルマガ、HP等でお知らせいたします。

 どうぞ、先ずはスケジュールをあけておいて下さい。

☆第10回秋のラフターヨガ&バーベキュー大会

文化の日恒例、今年もやります!! 大人気企画!
ラフターヨガを愛する人たちが集い、いっしょに笑い、
美味しいバーベキューを食べながら、楽しく交流を
深めるイベントです♪

ラフターヨガ愛好家の皆様はもちろん、
「ラフターヨガに興味はあるけれども、最初から
がっつりラフタークラブで笑うのはちょっとハードル
が高い・・・」なんていう初心者の方にも、気軽に
ラフターヨガを楽しんでいただける絶好のイベント
です!

2016年11月3日(金・祝)。
会場はお馴染みの国営昭和記念公園、雨天決行です。

こちらも是非、今から予定を入れておいてくださいね♪

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お問合せ先:NPO法人ラフターヨガジャパン
HP:https://laughteryoga.jp/info@laughteryoga.jp
080-3341-9022(LYJ事務局)Fax 0422-47-9578


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4)編集後記


「継続は力なり」


今年の冬、おかげさまで茶道の講師資格を得ました。
茶道の稽古をはじめて10年近くたちます。

始めた当初と比べて点前が上手になったかは
定かではありませんが、汗

圧倒的に変わった点があります。


それが「足のしびれ」。

初めは1回の稽古において、足のしびれが
ひどくて気が遠のきそうでした、笑


今でも、足がしびれないことはないのですが
しびれてもすぐに回復できるようになりました。

先日、新弟子の方が稽古に初参加。稽古前に正座は
得意とおっしゃっていたのですが、さすがにその方も
稽古後はしびれで立てなくなっていました。


その時あらためて、正座の苦手だった自分が
ここまでになるとは、と改めて実感しました。


「やはり継続は力なりだな~」。

最近、カウンセリングのクライエントの方々に

「ZINさんはいつも笑顔で聴いて下さるので
すごい話しやすいです♪」
と言っていただくことが本当に多くなりました。


特段意識していたわけではないのですが、
お話しを聴くときに顔の表情(筋肉)が
自然に緩んでいるようです。

茶道とほぼ同時期にはじめたラフターヨガ。

形状記憶えがお
とまでは言えないかもしれませんが、
だいぶ表情がやわらかくなっているようです。

これもラフターヨガで半強制的(?)に
長年笑ってきた賜物でしょう。


「継続は力なり」
実感しています。


【発行元】

ラフターヨガジャパンメルマガ編集部
(編集長 ZIN)


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