メールマガジンバックナンバー

ラフターヨガジャパンニュース-2017-05-06

NPO法人ラフターヨガジャパン メルマガ vol60

みなさま
 
5月に入りました。GWは満喫されてますか。
気候も暖かだし新緑も眩しいし、お出かけ日和が続きます。
今月もたくさん笑っていきましょう!

さて、LYJメルマガ第60号を配信致します。
前回の59号では、モジュンダル由美子さんの「マイストーリー」をお届け致しました。
肩の力を抜いて自然体でありながらも、ラフターヨガの輪をどんどん広げていらっしゃるモジュンダル由美子さん。その取組姿勢がとても素敵でした。

今回の第60号では、畑山颯太さんのマイスト-リ-をお届け致します。あわせて、Laughter Yoga 10th Anniversary in JAPAN! 特別企画として「田所メアリー氏へのロングインタビュー(その5)」を掲載しております。こちらもどうぞお楽しみ下さい。


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1)「畑山颯太さんのマイスト-リ-」
2)「田所メアリー氏へのロングインタビュー(その5)」
3)イベント情報&ニュース
4)編集後記

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1)畑山颯太さんの マイスト-リ-

                                          聞き手  田中仁 (zin)
※下記は颯太さんのお母様(畑山利花さん)にインタビュー
させていただいたものです。

Q  颯太さんがラフタ-ヨガを始めたきっかけは なんですか?
A  颯太は、重度の知的障がい者です。
ずっと狭い世界で暮らしていました。
2013年の3月ごろに 通っていた作業所でゴタゴタがあり、気分が落ち込んでいる時に 以前にテレビで見た笑いヨガの事を思い出しました。
ネットで検索して近くのクラブを探し「笑輝」を見つけました。
すぐに ハピわこ(宮田和歌子)さんに連絡させていただき、4月に初めて参加しました。できなかったら やめればいいし‥と。ところが、 これが 颯太の心にぴったりとはまり ずっと続けることになりました。

Q  颯太さんがラフタ-ヨガを続けることによって変わった点などありますか?
A とにかく世界が広がりました。
もともと とても臆病なので 初めての場所や、知らない人の中では なかなか行動できなかったのですが   知らない人の中や知らない場所でも 楽しめるようになりました。
電車に乗る機会も増えたので 行動範囲が広がりました。
わたしはライブハウスに行く事が好きなのですが 、以前は 颯太はお留守番。
今は、一緒に ライブハウスにも行っています。
買い物なども一緒に行く事が多くなり ニコニコと挨拶したりするので お店の人と仲良くなれたり オマケしてもらったり。
小さなことですが、いい事がたくさんあります。

Q  颯太さんは、ラフタ-ヨガリ-ダ-の資格も取得されましたね。
A 2015年の秋にリーダーの資格を取得しました。
2016年8月には、アンバサダーに任命されました。

もちろん、笑いヨガの歴史や効果を 言葉で伝える事はできないので 元気に笑って伝えています。
最近は、ハピわこさんと一緒にイベントのゲストに呼んでもらったりもしています。
元気に笑う事で 笑いヨガの素晴らしさを伝えていけたらいいなと思っています。

Q  ラフタ-ヨガが縁で生活面でも様々変化があったとお聞きしました。        
A  通っていた作業所では、上手くいかない事が多く2016年6月の面談で 厳しい事を言われたりしました。
その面談の10日後に 笑いヨガのセッションがありました。そこで 障害者施設の代表の人に出会いました。
現状をお話しすると、その施設に見学に来てはどうですか?と言われ 7月に見学に行き 8月から その施設に通う事になりました。
今は楽しく通っています。これが 引き寄せなのかなぁと感激しています。

Q  最後に、今後の抱負などをお聞かせ下さい。
A  抱負というか、いつまでも元気に笑って生きていきたいなぁと思っています。
たくさんの人に会ったり いろんな場所に行ったりして 生きていく世界をひろげていけたらいいなと思っています。
今まで出会えた人にも これから出会う人にも ありがとうという気持ちです。
颯太が元気に笑う事で、 誰かが 少しでも元気になってくれたらいいなと思います。

<インタビューを終えて(聞き手からの感想)>
知的障がい者の方々をサポートするNPO団体にて、余暇活動の一環として数年来ラフターヨガのセッションを行わせていただいてます。颯太さんとはそこで出会い、私が主宰する立川笑いヨガクラブにも遊びに来ていただいたりして、何度か一緒に笑っています。その笑顔がとてもとても素敵なんです。颯太さんと一緒に笑った人は、たちまち颯太さんの笑顔に魅了され、とりこになります。

今年の3月にもNPOのラフターヨガセッションでご一緒しました。
始まる前に田所メアリーさんと「今日の颯太さんはちょっと元気がないね」と、少し心配していました。ですが、いざ始まったら、「イエ~イ!!」と元気一杯。いつもの弾ける颯太さんの笑顔。始まる前は少し緊張されてたかもしれませんが、ラフターヨガが始まるとスイッチが入ったよう。インタビューの中で「世界が広がった」とおっしゃっていたように、颯太さんにとってラフタ-ヨガは無くてはならないものなんですね。

颯太さんがラフタ-ヨガを行ってる様子がよくわかる動画があります(森岡美智さん製作)。
みなさんも動画で是非、颯太さんの笑顔にハマってみて下さい。

https://m.youtube.com/watch?v=Vtso1Ev7sIc&sns=em

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2)Laughter Yoga 10th Anniversary in JAPAN! 特別企画
「田所メアリー氏へのロングインタビュー」 その5

昨年2016年6月で日本最初のラフターヨガクラブである
東京ラフタークラブ(田所メアリー、田所孝ご夫妻が主催)
が、10年目を迎えました。
そこで、日本におけるラフターヨガのパイオニアである田所メアリー氏に、日本との出会い、ラフターヨガとの出会い、これまでの取り組みと今後の展望など、多岐にわたって語っていただく企画を設けました。
  今回はその第5弾です。どうぞお楽しみ下さい

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聞き手 田中仁(zin)

Q (前回は)10年でラフターヨガに対する認識度が随分上がったとおっしゃってましたが、今は日本でどのくらいの人がどのように活動されてますか。
A ラフターヨガには、3つの認定資格があります。
リーダーの資格を持っている人は1万人以上、そのリーダーが養成できるティーチャーは600人近くいます。そして、ティーチャーが養成できるマスタートレーナーは9人もいます。世界中45人しかいないマスタートレーナーの20%も占めているわけです。

皆さんは本当に様々な場で活躍しています。基本の活動はラフタークラブを開くことですが、現在ラフターヨガジャパンのホームページに600以上のクラブが登録されていて、北海道から沖縄まで各県にラフタークラブがあります。
他にボランティア活動をしているリーダー・ティーチャーが実に多いのです。高齢者や障がい者の施設をはじめとして、スポーツクラブ、カルチャーセンター、学校、病院、企業など、様々場で活躍されています。
資格を持っている医師や看護師も増えて、科学的な調査も進められています。日本の調査だけで、ラフターヨガは、認知症予防、メタボ予防に効果があることが立証されました。そのおかげで、少しずつ社会から注目されようになってきました。

Q 6月で東京ラフタークラブは11周年を迎えますが、今後10年の展望をお聞かせ下さい。
A リーダーやティーチャーの数はこれからもどんどん増える傾向にあります。そこで願いたいのは、日本中に笑っていい、安心安全な場であるラフタークラブが各地にどんどん増えることです。LYJのホームページを見る方のほとんどが、自分の近くにクラブはないかと、まず「クラブを探す」のページからホームページを見ています。しかし、クラブを作って長年続けることは根気が必要とする地道な活動です。笑いは人生を変える力があります。LYJを通して、各地のクラブを応援したいと思います。
  
一方、全国でさまざまなイベントが企画されていますし、ラフターヨガ関係の学会、団体や企業もできてきています。どんな広がりになるのか私も楽しみです。

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3)イベント情報&ニュース
 
☆「No.21 初夏のお楽しみ講座」

「リーダー、ティーチャー、クラブ常連者のスキルアップと
 交流の場」、としてご活用いただいている「お楽しみ講座」。

日時:2017年 6 月 3 ・4 日(土・日)10:00~16:30 

今回のメインテーマ 「笑いと言葉あそび」です!

※3日は明治大学法学部元教授山口政信先生をお招きし、
「笑いの星の片隅でーことば・図像・からだ」と題して講演会を行います。
その他、笑い、言葉あそび、ダジャレで遊ぶなど両日とも
楽しい企画満載です。

会場 : 三鷹市公会堂さんさん館  東京都三鷹市野崎 1-1-1 
(さんさん館は、三鷹市役所敷地内、公会堂の裏にある建物)
http://mitaka.jpn.org/kokaido/
 
お申込み方法: 
氏名、電話番号、住所、メールアドレス・
参加日(両日、3日のみ、4日のみ)をご記入の上、
   Mail: info@laughteryoga.jp 
 又はFax:0422-47-9578までご連絡下さい
参加費 :
 両日とも参加  8,800円
 1日のみ参加  4,800円
 
 *参加費は下記の口座にお振込みください。
振込先:
ゆうちょ銀行<口座名義>(特非)ラフターヨガジャパン
*ゆうちょ銀行間
<店番>008 <預金種目>普通預金 
<口座番号> 記号10040 番号83671821

*他金融機関から
<店名>〇〇八(セロセロハチ)
<店番>008<預金種目>普通<口座番号>8367182

☆第10回秋のラフターヨガ&バーベキュー大会

文化の日恒例、今年もやります!! 大人気企画!
ラフターヨガを愛する人たちが集い、いっしょに笑い、
美味しいバーベキューを食べながら、楽しく交流を
深めるイベントです♪
ラフターヨガ愛好家の皆様はもちろん、
「ラフターヨガに興味はあるけれども、最初から
がっつりラフタークラブで笑うのはちょっとハードル
が高い・・・」なんていう初心者の方にも、気軽に
ラフターヨガを楽しんでいただける絶好のイベントです!

2017年11月3日(金・祝)。
会場はお馴染みの国営昭和記念公園、雨天決行です。
こちらも是非、今から予定を入れておいてくださいね♪
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お問合せ先:NPO法人ラフターヨガジャパン
HP:https://laughteryoga.jp/info@laughteryoga.jp 
080-3341-9022(LYJ事務局)Fax 0422-47-9578

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4)編集後記

「緑の習慣」

朝、カーテンを開けると家の庭の新緑が目に飛び込んできます。さらに、近くの山の緑も眩しい。
朝から爽やかな気分に浸れます。

緑のある環境で暮らしている人の方が心身とも健康度が高いことが研究でわかってきているようです。
緑の多い地域暮らす人の方が長寿の傾向。

私が住んでいるのは東京八王子市高尾町(近くには高尾山があります)。自宅の周りも山に囲まれており、まさに緑のある環境です。ラッキー!

家での"緑の習慣"に加え、積極的に緑の多いところに出かける
ようにすると、"緑パワー"の恩恵を受けられ、これまた
心身によい影響を得られるようです。

先日取引先の企業へ訪問する際、いつもと違う道で行きました。
いつもは大通り沿いを歩いてるのですが、公園を抜ける遊歩道
を抜けるコースがあることを知り、早速試してみることに。

距離的には倍近くあるはずなのに、いつもより時間が短く感じ
られました。木々の緑が、キレイだし気持ちよくて。
"緑のパワー"を改めて実感しました。

生活環境に緑を取り入れる「緑の習慣」。
ガーデニングや家庭菜園などもいいですよね。部屋に観葉植物を
プラスするのもお手軽で良さそう。

「緑の習慣」始めるのには最高の時期ですよね。

【発行元】
ラフターヨガジャパンメルマガ編集部
編集長 田中 仁(ZIN)