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ラフターヨガジャパンニュース-2016-06-04

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 NPO法人ラフターヨガジャパン メルマガ vol49


 みなさま
 

6月になりました。暖かいというよりも「暑い」と感じる日
も多くなってきました。そろそろ夏が近づいてきますね。

さて、LYJメルマガ第49号を配信致します。
前回の48号では、みよちゃん(芝川美代子さん)の「マイストーリー」をお届け致しました。
みよちゃんは、「愛と喜びを持って生きる」という信念がそのままお人柄に出ている素敵な方でした。
今回の第49号では、まき(川上まき)さんのマイストーリーをお届け致します。
あわせて、Laughter Yoga 10th Anniversary in JAPAN! 特別企画として「田所メアリー氏へのロングインタビュー(その2)」を掲載しております。こちらもどうぞお楽しみ下さい。


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1)「まき(川上まき)さんのマイストーリー」
2)「田所メアリー氏へのロングインタビュー(その2)」
3)イベント情報&ニュース
4)編集後記

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1)「まき(川上まき)さんのマイストーリー」

                  聞き手 zin(田中仁)

Q まきさんがラフターヨガを始められたきっかけは何ですか?

A もともとお友だちだった岡山の廣江まさみさんが、握手して笑ってくれたのがラフターヨガとの初めての出会いでした。正直びっくりしましたが、その後彼女が山口県で平山英子さんのリーダー養成講座を受講したことをブログで知り、すぐに名古屋での開催を調べ受講しました。ラフターヨガの魅力にはまってしまった私は、その翌週からラフタークラブを始め、もう6年が経ちました。昨年1月に創始者のドクターマダン・カタリアから、平山さん、廣江さんと3人でマスタートレーナーのトレーニングを受けることになったのは偶然ではないのでしょうね。


Q ラフターヨガをやって変わった点などありますか?

A もともとオープンで明るい性格で、積極的。学級委員や生徒会に立候補したり、優等生で真面目人間でした。病気がちの親を助けて小学生から家事をし、中学生の時は工場やたこ焼き屋さんでアルバイト、高校時代は放課後毎日夜9時まで5時間ケーキ屋さんでアルバイトをして授業料や自分の習い事の月謝を払い、長女として家計を支えなければという責任を感じて育ちました。
早く働きたくて専門学校を出て米国シカゴに本社を置く企業の日本支社に就職し、小さなオフィスで貿易事務をしていました。
結婚をして次女が生まれた頃、母が53歳で倒れ寝たきりになりました。もともと下肢に障がいがあった父と共に母を引き取りその後20年以上の介護、3人の子供を育てながらも、データ入力やホームページ制作、プログラミングを学びながら仕事をさせていただきました。それとは別に、ヨガ、英語、セラピー、コーチング、ヒーリングなどを学び、サロンを開いたり、アメリカに学びに行ったり。母が倒れて同居した頃と重なるのですが、30歳から本を毎年100冊読むと決め、40歳までに1000冊を読破。
瞑想、滝行など修行系のことも10年近く続けました。充実した生活のように見えますが、そこにはいつも「何か足りない」という満たされない思いがあったのだと、今は思います。ラフターヨガを始めて暫くして、学ぶのはもういいかな~と思うようになりました。
笑っている時間=自分を感じる時間、瞑想=自分の内側にある宇宙と繋がっていく時間を大切にするようになりました。
結局のところ変わらなくても今の自分のままでいいと自分を許せるようになると、人も許せるようになり、小さい時から暴力を振るい厳しかった父をも許せ、ハグをして笑いあえるようになったのです。子育ても楽になりました。自分の外にあるものに振り回されなくなり、生きるのが楽になったのです。これはラフターヨガの大きな力だと思います。たくさんたくさん学んでいる時には得ることができませんでしたが、ラフターヨガには「笑う」という一人でもできる実践があるので、自分のものにできるのだと思います。日々「ドクターありがとうございます!」と声に出して感謝せずにはいられません。


Q まきさんは、「ラフタークラブすまいるあーす」(名古屋市緑区徳重・平子・神沢、南生協病院、CATV CCNet東名局、緑保健所)「滝の水公園モーニングラフタークラブ(朝笑クラブ)」を主宰されてますね。
  何か苦心された点、又は、やりがいなどについてお聞かせ下さい。

A 初めてのラフターヨガが、リーダー養成講座、そしてすぐにラフタークラブを一人で始めました。友だちを誘ってもなかなか来てくれず、ひとりで笑ったことも何度もあります。でも不思議とやめようととは思いませんでした。自分が笑いたかったのです。
チラシやブログを見たりしてだんだんと参加者が増えていきました。緑区徳重でのクラブは会場が抽選となり、なかなか思うように場所がとれず、また大きな声を出すことで苦情などもあったので、気持ち良く使える会場を探していました。
そのことを口に出して話していたら、南生協病院で高齢者が入居されている複合施設のホールを使って良いとのお話をいただいたり、リーダー養成講座を受講された方が、保育園と障がい児童のデイサービスを経営されていて会場を提供してくださり、高橋ファミリークリニックの院長が会場を貸してくださったり、笑いヨガを無償でさせていただける場所を次々に得ることができました。ドクターカタリアがされてきたように、公園での笑いヨガは無償でさせていただいていましたが、身体が不自由で車椅子でお越しの方やお年寄りは気軽に参加できないので、雨風が凌げ気候を気にせずに笑える快適な会場を提供していただけてとても感謝しています。
また高橋院長は糖尿病専門医で、患者さんに笑いヨガを勧めてくださり、一緒に笑って体調が良くなり元気になられている様子を見せていただけるのも喜びとなっています。
また今月から保健所の会場も無償で貸していただけることになり、どんどん笑える場所が増えています。養成講座を受講してくださったリーダーさんたちのクラブも合わせると、名古屋市緑区だけでも13カ所も定期的に笑える場所があります!リーダー・ティーチャー養成講座を受講してくださった方の半数以上が、何らかの形でラフターヨガを提供してくださっています。とても嬉しいです。
笑いたい方がたくさんいらっしゃるのを日々感じているからです。先日も初めていらっしゃった方が、「苦しくて夜も眠れない」と辛い気持ちを打ち明けられました。問題解決をしてさしあげることはできませんが、一緒に笑って、辛いことに向き合うその方の緊張を緩めることはできます。泣きながら笑ってもいいんですよ。と私も涙しながら笑いました。
セラピーやコーチング、ヒーリングも学びましたが、一緒に笑って楽になっていかれる方をたくさん見るにつけ、ラフターヨガをやっていて良かったと、出逢ってもらえて良かったと思います。なので、リーダーさん、ティーチャーさんたちには、せっかく知っているラフターヨガを待っていらっしゃる方々にぜひ伝えてくださいとお願いしています。伝えるだけでその時は何も起きないかもしれません。でもいつか笑ってみたいと思ったときに、笑いが必要と気づいてくれたときに、笑える場所があることを知っていることは大きな助けになると思うのです。


Q LYJの活動で印象に残っていることなどありますか?

A 笑いヨガに出会ってすぐリーダーに、半年後ティーチャーになりました。その時メアリーさんに資料をいただいたり、会ったこともない私に親切にしていただき、見返りを求めない大きな愛を感じました。そんなメアリーさんの優しさの延長上にLYJさんの存在があると思います。ラフターヨガの日本での草の根の広がりはLYJさんのおかげと感じています。
素晴らしい活動を続けてくださってありがとうございます。


Q 最後に、まきさんの今後の抱負などお聞かせ下さい。

A 昨年初めに、3度目のインドでドクターカタリアからトレーニングを受け、マスタートレーナーとなり、秋にはドクターからラフターヨガインターナショナルユニバーシティ(LYU)のオフィシャルスピーカー(日本窓口)に任命されました。
日本の方々とLYU、日本と世界とをつなぐお手伝いができればと、日々英語で発信されている情報の翻訳や日本の方々のLYUへのお問い合わせに対応しています。
笑いヨガを自分で実践すればするほど、またラフターヨガに出会って変わっていかれる方々をすぐそばで見せていただくにつれ、笑いヨガの持っている秘めた可能性にワクワクしています。笑いヨガをしたいという方が一人でもいらっしゃれば、私はどこへでも飛んでいきます。
リーダー・ティーチャー養成講座も、おひとりでも開催をお受けします。そうするとそこへご縁のある方々が繋がりラフターヨガをお伝えすることができ、笑うことの素晴らしさを知る人が増えます。ドクターにその話をしたら「とても良いことだ、私は5年間マンツーマンのティーチャートレーニングをしていたよ」とおしゃっていました。
今月も東京でのLYJさんのイベントの翌日から、岐阜県でご家族のご病気で家を空けられない方のために、ご自宅での笑いヨガティーチャー養成講座を開催します。お一人でもいいと思いましたが、結局、岐阜県、愛知県、鹿児島県から4人の方が受講されることになりました。5日間のトレーニング中に、リーダー養成講座、体験会3回、デイサービスでのボランティアも実施し、充実した内容でドクターから学んだラフターヨガをしっかりお伝えします。
今年2月もインドに20日間滞在し、この2年でドクターや奥様のマデュリーさんと過ごさせていただく時間がどんどん増えています。朝昼晩と同じ食事をしながらや散歩をしながら日々の生活の中で、お二人から様々な智慧を授かっています。またバンガロールでは、お寺や企業、学校、大使館の方々となど様々な場所で笑いヨガをさせていただいたり、時にはセッションのリードもさせていただき経験を積ませていただいています。7月から再びインドに渡り5週間ほど滞在します。LYUでドクターやスタッフのお手伝いをさせていただけてとても幸せです。またその間、父の世話や家のことを気持ち良く協力してくれる子どもたちや家族にとても感謝しています。
ラフターヨガがお仕事ですか?とよく聞かれますが、実は小学校の時から真剣に歌うことに取り組んでいます。
16歳から結婚するまでプロになるためのトレーニングを受けて、バンド活動をし、CDデビューの話もありました。結婚してお休みしていましたが、3年前50歳の誕生日にラフターヨガのあと公園デビューし、活動を再開しています。それも笑っていたから一歩踏み出せたのだと思います。歌うことで私が喜びで満ちていくことが分かりました。子ども心に戻る笑いヨガで、小さい頃ほんとうに好きだった、歌うことを思い出せたのです。音楽にも笑いと同じように癒しの力があります。4、5年後は、世界中を飛び回り笑って歌っています。そして平和で喜びいっぱいの地球を世界のラフターヨガの仲間たちと創ってゆきます。



《「インタビューを終えて」聞き手からのコメント》

インタビュー中、まきさんの「熱」がビンビン伝わってきました。
はじめてのラフターヨガ体験がリーダー養成講座、その一週間後にはクラブ立ち上げという行動力、スゴイですよね。その行動力は、今ますます加速している感じです。
先のLYJ冬のお楽しみ会でも講座を担当していただきました。
受講者の方々の多くが「まきさんみたいにリードしたい」とおっしゃっていたのを思い出します。魅力あふれる方です。
これからもマスタートレナー、LYUオフィシャルスピーカーとして、日本はもちろん世界を舞台に活躍されていくことでしょう。
音楽(歌)でのご活躍も楽しみです。


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2)Laughter Yoga 10th Anniversary in JAPAN! 特別企画
「田所メアリー氏へのロングインタビュー」 その2


今年2016年6月で日本最初のラフターヨガクラブである
東京ラフタークラブ(田所メアリー、田所孝ご夫妻が主催)が
10年目を迎えました。
すなわち、今年は日本にラフターヨガが伝わって10周年という記念すべき年です
そこで、日本におけるラフターヨガのパイオニアである田所メアリー氏に、日本との出会い、ラフターヨガとの出会い、これまでの取り組みと今後の展望など、多岐にわたって語っていただく企画を設けました。
 今回はその第2弾です。どうぞお楽しみ下さい

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聞き手 zin(田中仁)


Q (その1で)自分の活動のために探し求めていたものが、ラフターヨガだと思ったものの、すぐにリーダーになれなかったとお話しいただきました。何があったのですか。

A ラフターヨガの存在を知ってすぐに、インターネットでいろいろ探し始めました。ヨガの大ブームの最中なので、東京にもきっとあるはずと思いました。
しかし、東京どころか日本のどこにもなかったのです。
そこで、友達が紹介してくれたアメリカのSteve Wilsonに連絡しました。Steveさんは心理学者で早くから笑いの研究に取り組んでいた方です。インドでカタリア先生に会って、1998年ごろカタリア先生をアメリカに呼び全国ツアーを企画。その後、彼が、特に看護師、医療関係者向けにアメリカ初の「認定ラフターリーダー」の養成講座を開いていました。医学生涯教育の単位にもなる講座でした。

家族と仕事のこともあって、すぐにアメリカに行くわけにはいきませんでしたが、Steveさんが、誕生したばかりのSkypeを利用して通信講座も提供していました。そこから勉強し始めました。しかし、すぐに問題にぶつかりました。SteveさんはPC、私はMac。今では考えられませんが、その当時のSkypeでは互換性がなく、結局電話と同じ状態で月に2回6ヶ月勉強しました。肝心なラフターセッションを経験しないまま終わろうとしていた時に、チャンスが訪れました。

Steveさんが育てたリーダーが偶然東京に来ることになって、日本の皆さんと笑いたいと!
「わ~い」と、それにのっかって、2006年3月21日に1時間のセッション、朝、午後、夕方と3回企画しました!ハハハ!念願のセッションを受け、「笑うのがこんなに疲れるんだ!」というのが第一印象でした。ハハハ、1日3回はお勧めできないが、私にとって素晴らしいトレーニングとなりました。早速4月から仲間と笑い始めました。

そこでまたまた驚きの偶然がありました。同じ4月に日本に来たばかりのヨガの先生がラフターヨガの体験会をすると耳にしました。そこに行ったら、リサブースというカナダ人と出会いました。その前年の2005年カタリア先生のもとで勉強して、彼女も初めてのラフターヨガセッションに挑戦していたのです。

二人で一緒に帰りながら、クラブを作ろうという話になって翌日会場を探しに彼女の家の近くのオリンピック記念青少年センターに行きました。なかなか部屋が空いてなく、ようやく、6月の第一土曜日に部屋を予約できました。そこで、「7月は?」と尋ねたら、一室空きがあって予約できました。さらに8月・・・、と続けて、なんと第1土曜日は10ヶ月続けて予約できました。日本の初めてのラフタークラブが誕生しました。ちなみに、その一回目は、2006年6月3日でした。


(その3につづく)


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3)イベント情報&ニュース
 

☆「No. 19 秋のお楽しみ講座」&
「LYJ5周年記念イベント」

今年の9月、LYJがNPO認証を受けて5周年を迎えます。
日頃LYJをご支援下さっているみなさまへの感謝の意を込めて、
NPO認証5周年記念イベントを行います。
今年も秋のお楽しみ講座と合わせて9月に開催致します。

・秋のお楽しみ講座
  9月3日(土)4日(日)

・5周年記念イベント
  9月3日(土)夜(お楽しみ講座終了後)


どちらも楽しいプログラムを企画中です♪
詳細決まり次第、当メルマガ、ホームページなどでお知らせいたします!
どうぞ、お楽しみに!



☆第9回秋のラフターヨガ&バーベキュー大会

文化の日恒例、今年もやります!! 大人気企画!
ラフターヨガを愛する人たちが集い、いっしょに笑い、
美味しいバーベキューを食べながら、楽しく交流を
深めるイベントです♪
ラフターヨガ愛好家の皆様はもちろん、「ラフターヨガに興味はあるけれども、最初からがっつりラフタークラブで笑うのはちょっとハードルが高い・・・」なんていう初心者の方にも、気軽にラフターヨガを楽しんでいただける絶好のイベントです!

2016年11月3日(木・祝)。
 会場はお馴染みの国営昭和記念公園、雨天決行です。

こちらも是非、今から予定を入れておいてくださいね♪



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4)編集後記


「今年は日本に伝わって10周年の記念の年なんですよ♪」

クラブや講演などでラフターヨガについて話す際、今年は
このお知らせをしています。

当メルマガが配信される2016年6月4日(土)、
東京ラフタークラブは10周年を迎えます。


10周年にあたる今年、ラフターヨガリーダーは、
8000人を優に超える数に達しています。

リーダー資格を取得せずにラフターヨガを楽しんで
いっらしゃる方々(いわゆる常連さん)の数も含めると、
ラフターヨガ人口はさらに大きな数になります。


メルマガの「マイストーリー」でインタビューさせて
いただく中で気づくのが、

・体調がよくなった
・クヨクヨしなくなった、前向きになった
・素敵な出逢いが増えた  etc.


表現や程度は異なるかもしれませんが、みなさん一様に
ラフターヨガを通じて人生が一層好転しはじめたと
おっしゃることです。

ラフターヨガのこれらの効果は、
私自身も強く実感しています。
今後ラフターヨガがますます広がりをみせ、
より多くの方々に楽しんでいただける様子を
想像するとワクワクしてきます。


【発行元】

ラフターヨガジャパンメルマガ編集部
(編集長 ZIN)



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発行:ラフターヨガジャパン事務局
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