ラフターヨガジャパンニュース2022-06-04
2022/06/04
2022年6月4日
NPO法人ラフターヨガジャパン メルマガ vol.121
みなさま
おはようございます!ラフターヨガジャパン(LYJ)のメルマガへようこそ。LYJ代表の田所メアリーです。いつもありがとうございます。
早くも、5月から真夏のような暑さですが、これから訪れる梅雨は日の
お米のためには欠かさないですね。今日6月4日は、東京ラフタークラブの16周年にあたります。日本の最初のクラブとして少しでも見本になれるように地道に続けてきました。全国から多くの方々が遊びに来てくださり、皆さまの応援も心から感謝いたします。今回は静かにお祝いしますが、皆さまと自由に笑える日が近いことをお祈り申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
最初に特別のお願いがあります。実は、紙芝居「笑い地蔵」の寄付先に
悩んでいます。手紙だけでは、何も返事がないのがほとんどです。これまでの経験では、一番喜んで引き受けていただけるのが、個人紹介です。ボランティアで紙芝居を読む方、放課後の学童デイサービス等を運営している方等をご紹介頂き、とても喜んで下さいます。そのようなお知り合いはいませんか。
また、自分のボランティア活動のため、地域の図書館に寄付して、無事
借りられたとのご報告もありました。図書館の多くはその地域に住んでいる人の寄付以外は受け付けないのです。自分が借りたいから近くの図書館に寄付してくれる人も探しています。ご協力頂ける方、L Y Jの事務局(info@laughteryoga.jp)にぜひご連絡ください。
別のお話ですが、3月号と4月号のマイストーリーをお願いした吉見さんが、5月中旬に本を無事出版しました。タイトルは、「続・ガンは心で治す」で、1冊500円(税込・送料実費)です。ご希望の方は、吉見典生のF B、または、直接090-2348-2126へご連絡ください。
では、今月のマイストーリーは、岡山県で大活躍している宮地勇さんにお願いしました。。ラフターヨガの可能性を改めて感じました!また、私の記事ですが、皆さんは、「やったー!やったー!イエイ~!」の由来をご存じですか?実は、宮地さんから質問を頂きました、その答えを知りたい人は他にいると思い、今月のテーマにしました。
ということで、6月号をどうぞお楽しみください!
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1)宮地勇さん(ぢーさん)のマイストーリー
2)メアリーの「ここに目アリ~」
:やった!やった!イエイ~の由来
3)令和4年度LYJ会員募集
4)L Y情報&ニュース、お知らせ
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1)宮地勇さん(ぢーさん)のマイストーリー
(聞き手 田所メアリー)
Q ぢーさんがラフターヨガを始められたきっかけは何ですか?
A 今から10年前、私は葬儀社の社員だったのですが、いろんな巡り会わせで、勤務していた葬儀会館でラフターヨガの先生にお越しいただき、葬儀社の会員さま向けにラフターヨガをすることになったんですよね。その時、約70名のお客様がお集まりでした。道具も何も使わず、トークと体操だけで、約70名がすごく笑っている様子を見て、すごい!と思いました。が、そのあとが衝撃的で......帰られるお客様が私の所に来て、「絶対また来るから!絶対誘ってよ!」とすごく楽しそうにおっしゃったんです!葬儀業界にいて「また来るから!」の言葉は衝撃的でした!それまで、「お世話になりました。またお世話になるかも......イヤイヤ お世話にならないほうがいいよな...」と言われ続けてきましたから。
ずっとお客様と繋がっていたい!できれば、葬儀に関係なくても会館に来ていただきたい!と思いつつ、なかなかそうするための何かないかと思ってましたから、そのお客様の様子や言葉に「これだ!ラフターヨガのインストラクターになりたい!!」と即思ったんです。
Q これまでの活動の中で印象に残っていることなどありますか?
A リーダーになって、勤務していた葬儀会館でのラフターヨガクラブを引継ぎ、定期開催することになりました。合わせて、外回りの営業マンが『葬儀』ではなかなかアプローチしにくい、高齢者施設や、高齢者支援センターなどに向けて「うちの会社では、ラフターヨガやっています!もしよかったら、その講師派遣しますよ!」とPRしたので、そんな関係機関からの依頼が入ってくるようになりました。ちょうどその時、生活全般を支えるという部署にいたので、「よりよく生きるための活動です!」と会社に対しての大義名分も立ちましたしね(笑)多い時には、1週間のうち5日間くらい、ラフターヨガの講師として出向いてました!本職を忘れそうになるくらい(笑)
でも、その中で、ご主人を亡くしてふさぎこんでいた方が、クラブに参加されるようになって、新しくお友達ができて、出歩けることができるようになったり、関係性がよくなかった親子の関係がよくなったり...お母さんがラフターヨガに参加されていたんですけどね、ちょうど、その息子さんも私は存じ上げていたので、状況を聞いてみると「母は、
ラフターヨガに行くようになってから、小言を言わなくなったんですよ!だから会話ができるようになったんです。今までは、顔を合わせればグズグズ言っていたのにって言われてました。
ずっと、旅立ちのお手伝いをしてきて、『もっと、生前に関係性が良かったら、きちんと送ってもらえたのにな~』という場面もたくさん見てきました。でもなかなか、人間関係って変え難いものですよね!でも、このラフターヨガは、そんな難しい問題の解決策にもなるんじゃないかな~ということを体感したんです!しかも、大切な方を亡くした方への、支えにもなるものだって。
もう一つ、私がラフターヨガを続ける原動力になっているエピソードがあって......高齢者施設に行って30分のセッションをした帰り際に、90歳
を過ぎたおばあちゃんが「私な、90年以上生きてるんじゃけど、今日が
人生の中で、一番楽しかった!本当にありがと!」って言われたんです。
いろいろあっただろう90年の人生を、ラフターヨガ30分で変えれるんだ!って思ったんです。もし万が一、この後、おばあちゃんが天に召されても、私が天に召されても「私の人生幸せだったよな~」って言えるんだよな~って思いました。
Q ラフターヨガをやって変わった点などありますか?
A 「この我が身だけで、人を幸せにできる!!」ということがすごい自信になっていると思います。いまだに初めてお伺いする場所では、ドキドキしますが、『絶対、みんな楽しくて幸せになる!』という確信がいつもあります(笑)
そして、ラフターヨガティーチャーになってからは、「笑い」について真剣に語れる仲間ができたことが今の自分の人生の糧になってます。だって、なかなか周囲に「笑い」を真剣に語れる大人集団ってないですよ!何かあっても「まっ、とりあえず笑う~~(笑)」で全て好転しますから。
Q 今、どんな活動をしていますか?苦心した点、やりがい等をお聞かせください 。
A 現在は、ラフターヨガリーダー・ティーチャー同期のさむちゃん(武用 のりこさん)と、『むーさんずファクトリー』というコンビで、月に1回
リアルでのラフターヨガクラブや、オンラインでのワークショップ、リーダー養成講座など行っています。苦心した点......ないです(笑)よく「2人で進めてると難しくないですか?」と言われますが、お互いにできることが違うので、うまい具合に補填しあって、いい感じに進め
ることができているなぁ~と思います(笑) 「むーさんずのラフターヨガに参加したことがきっかけで、毎日楽しくなって、笑える仲間も増えて最高です!!」と言ってもらえることがやりがいですね!
Q クラブ以外の活動もされていますか?
A 現在も葬儀関係の仕事もしているので、『終活』関係の講師活動もしています。終活と言っても私が伝えたいのは、葬儀や相続といったものではなく『今の人間関係を良くしておきましょう!』ということ。これがうまくいかないと、いい最期は迎えられません!!と。そこで、ラフターヨガを紹介したりします。まずは、自分から相手に笑顔で接することが大事!しかも、笑ってると、自分自身の健康にもいいんですよ!!!とお伝えすると、皆さんやる気満々です(笑)「楽しい終活の話をしていただけるとお伺いして......」と、公民館や、各種団体さんからの依頼もいただいています。
コミュニケーションの観点から、笑顔は大切だということで、福祉の専
門学校や、福祉職の職員研修に呼ばれたりもします。このラフターヨガ
で学ぶ様々なものは、何をお話しするにも活用できるので、学んでよか
ったなぁ?と思います。養成したリーダーさんの中には、作業療法士と
いった専門職の方もいて、その方も、転倒予防・介護予防教室や口腔ケ
ア講座などでお話しする際に、ラフターヨガそのものや、要素を活用していらっしゃいます。
Q 最後に、ぢーさんの今後の抱負などお聞かせ下さい。
A 『笑って生きる』そう思う方、そう毎日過ごす方をラフターヨガを通じて増やしたい!と思います。そう生きると、最期が素敵な旅立ちになる!ということを、いつも見てますからね。これまで、養成したリーダーさんには、主婦の方、会社員の方はもちろん、作業療法士や、理学療法士、柔道整復師といった、体を整えることに精通している人がいたり、お寺様がいたり、手話を第一言語としている、聞こえない方など、いろんな方面に長けている方がたくさんいらっしゃいます。
その方たちが、ラフターヨガの要素を知ることで、日々のお仕事や生活に大きく役立っていることも聞いています。その方たちと今後も意見交換、情報交換する中で、より一層ラフターヨガの良さを、たくさんの人に知っていただきたい!とも常々思っていますので、今後も、たくさんのリーダーさんが輩出できるように、そして、ともに活動して行きます。
(聞き手の感想)
実は、これまで宮地さんとお話ししたことはなく、リーダー養成講座のマニュアルのご注文が多いことから、以前から注目していました。いきなり連絡したにも拘わらず、快く引き受けていただきました。本当に有意義なお話で、私だけでなく読んでいる皆さんにも良い原動力になるのではないかと思います。宮地さん、ご協力、心から感謝します。
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2)メアリーの「ここに目アリ~」やったー!やったー!イエイ~の由来
文章 田所メアリー
今回のテーマは、上記のマイストーリーの宮地さんが、
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「ラフターヨガの掛け声「やったー!やったー!イエイ~!」をいつも言っていると、とってもいい状態で生活ができる!と言われる方が多いんですよね
(^-^)
「やったー!」の日本語の語源を調べても、ステキな言葉みたいです。
どうして「やったー!やったー!イエイ~!」という掛け声にしたのか知りたい!と言われたのですが、何か理由はあるのですか??」
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と聞かれ、その答えは他の人も知りたいと思い、今月のテーマにしました。
笑いのエクササイズの終わりの合図として、「ほっほっははは、ほっほっははは、イエイ!やったー!やったー!イエイ~!」が使われるようになった今や懐かしいお話ではありますが、その前にインドのお話を先に紹介します。
1995年にできたラフターヨガですが、笑いのエクササイズが徐々に出来てきましたが、当時の終りの合図は、カタリア先生がただ両手を上に上げることでした。それを見た参加者はすぐに静かになり、両手を脇にして、次の笑いの指示を待ったのです。インドでは、リードする人は、リーダーと呼ばないで、「アンカー anchor」と呼ばれています。
今でも、インドのクラブのビデオを見るとそのやり方がまだ健在だとわかります。
エクササイズが進化する中で、「ほっほっははは、ほっほっははは、イエイ!」の掛け声が後から入ってきました。そして、時たま、「Very good! Very good! Yay!」の掛け声を入れるようになりました。また、それをいろんな言語で言ったりして楽しんでいました。
私は、2006年9月にカナダでカタリア先生のティーチャー養成講座を受けました。当時は、7日間で、4日目は1日の「サイレントリトリート」が入っていました。「ほっほっははは、ほっほっははは、イエイ!」は各エクササイズの最後にあったものの、やはり、「Very good! Very good! Yay!」は時たまに入れていましたので、初期の東京ラフタークラブでもそのようにしていました。
2007年の秋、杉浦彰さんが、カリフォルニア州でカタリア先生のティーチャー養成講座を受けた際、「Very Good, Very Good, Yay!」は、日本語で何と言うか」を尋ねられ、帰ってきた時に、皆で沢山のバリエーションを考えて紙に書いたのを覚えています。とにかく、日本語の音列自体がその拍子に相性がよく、楽しくなって、候補が次々に出てきました。
すぐに一つに絞ったわけではなかったです。しかし、リーダー養成講座を行なった際、あまりにも多いと参加者が混乱することがわかりました。まずそこで、英語と日本語一つずつにしました。そして、特に「やったー!」に絞ったのは2008年に彰さんと初期のリーダーたちと一緒に指導用のビデオを作った時です。
私は幼稚園の前に住んでいますが、子どもたちが何かできたときに、嬉しそうに「やった!」と叫びます。「ベリグー」や「いいね」というのは大人の言い方で、上から目線の評価です。このラフターヨガが子どものような遊び心を大事にしているので、この喜びに満ちた「やったー!やったー!イエイ~!」を養成講座のために選びました。そして、ラフターエクササイズごとに使うようになったのは、やはり、養成講座での練習からクラブにも定着してきたからだと思います。
初めての人に説明するときに、まず 「子どもは何かできた時に、嬉しそうに何と言いますか」と尋ねます。間違えなく、「やった!」という返事がきます。そこから、ラフターヨガの掛け声を紹介します。誰でもすぐにフォローできます。万が一、フォローできなかった時に、「やったー!やったー!イエイ~!」が悪いと決めつけないで、まず自分の導入の仕方を思い出して反省するといいですね。
もちろん、Very Good系の掛け声も健在です。ここで本当に楽しいのが、方言ですね。"いがった、いがった、イエイ""よかばい、よかばい、イエイ!"など、さまざまな方言で楽しんでいるクラブがいっぱいあります。全国のバリエーションのリストを作りたいと前から思っていますが、方言または県名等バリエーションをぜひ info@laughteryoga.jp に
送ってください。リストをLYJのHPに載せます。
ちなみに、「ほっほっははは」は何回言えばいいのでしょうか。「うちのクラブは2回」、「うちのクラブは3回」、といろいろあります。
実は、答えは、全員が揃うまでです。多くのクラブが少人数なので、皆さんがすぐに揃うのです。しかし、例えば、仕事で50人や100人を相手にやっている場合、全員が揃うまで、もしかして、10回かかるかもしれません。2・3回で終わらせると、まだ笑っている人がいるかもしれません。誰も取り残されないように、リーダーは全員が手拍子をしていることを確かめてから、最後の「やった!やった!イエイ!」に移るといいですね。
今回は、宮地さんから頂いた質問でテーマが決まりましたが、皆さんも、何らかの質問があれば、ぜひ送ってみてください。
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3)令和4年度LYJ会員募集 (正会員・賛助会員)
NPO法人ラフターヨガジャパンでは、みなさまの応援が何よりの力となっております。社会情勢に不安材料が多い時代に笑いが一番必要なことだと言われています。笑いの「つながり・拡がり・共有」を大事にしています。会員登録して頂くと名刺・チラシ等に会員であることを記載出来ます。講師紹介・クラブ紹介等にご利用いただき活用してください。ご理解とご支援のほどよろしくお願いいたします。
https://laughteryoga.jp/npo/guide
なお、クラブ、イベント、養成講座などをLYJのHPに載せたい場合、
有料WEBメンバーと無料WEBメンバーの2種があります。
https://laughteryoga.jp/active/member/
をぜひご覧ください。
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4)LY情報
☆Laughter Yoga JapanのYouTube チャンネル
盛りだくさんのビデオをご用意しています。
・ 【LYJ提供ラフターエクササイズ動画:基本40のエクササイズ】
・ 【LYJ「おいでよ!ラフタークラブ」】
ぜひご覧になってください。
チャンネルのURL:
https://www.youtube.com/channel/UCzmR2C0zqSW5dOhrpzTzDJg/videos
チャンネルに登録頂きますと新着動画のお知らせが届きます。是非ご登録ください!さらに「いいね」ボタンを押していただけると大変励みになります。
☆ラフターヨガ説明パンフレット(4種)
皆さんのクラブ、ボランティア活動、講演会などでご自由に配布できるパンフレットをご用意しております。4種とも無料配布です。郵送の場合、送料はご負担ください。ご希望の方は下記までご連絡ください。
・希望のパンフレットと希望部数
(1)「NPOラフターヨガジャパン説明パンフレット」___部
(2)「咽喉を鍛え、認知症を予防するラフターヨガ」___部
(3)「鼻呼吸を身につけ 体幹を鍛えるラフターヨガ」___部
(4)(新)「体がよろこぶいい笑い」 ___部
・送付先: 住所、氏名、電話番号
・かかった送料だけの請求書を同封します。
7日以内にご入金をよろしくお願いいたします。
連絡先 LYJ事務局 info@laughteryoga.jp
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【各申し込み・お問合せ先】
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メール:info@laughteryoga.jp
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